2009.1.18 オサコウブリ
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今日は事件が起こりました。
部活や住んでお友達と家で勉強的な、勉強と言いつつ遊ぶ的な、ことをしようと道を歩いていたら
何やら助けを求める声が聞こえるではありませんか
「たーすけてくれー」
ああ、どうせそこら辺の子供が遊び気分で叫んでんだろうな。全く迷惑なことだ。
などとお友達と話しながらそこを過ぎ去ろうとして、ふと横を見た時、
目元に真赤な血と涙をぽたぽたと流し、大泣きをしている子供が一人、
階段の下で座り込んでいる。
「っ!…どうしたの!?」
慌てて持っていた荷物を降ろして、階段を下りた。
「どうしたの!?階段から落ちたの!?」
子供に駆け寄り、何故こうなったのか聞いてみたら、石を目元に当てられたようだ。
だが、そこにはランドセルが二つある。なぜ2つあるのか聞いてみるとどうも上級生と遊んでいたら
目元を石で当てられ、上級生はランドセルを捨てて家へ帰って行っってしまったらしい。
小さい子供と遊んでその子が怪我した途端帰るとは何とも腹が立つ奴だ。
だが今はそんなこと言ってられない、この子供をどうにかしなければ
生憎私も友達もティッシュを持っていない。それでも血は止まらずに流れ続けている
その子も泣きっぱなしで、涙が傷口に染みて何とも痛々しい。
私はその子を宥める今年か出来ない事に無力感を感じた
「どうしたんですか…!」
ふと上を見ると二人の先輩がいる。
此方を目から鱗が出たように硬直している、私は今迄の大体の流れを説明し、とりあえず止血をしなければならないが、ティッシュが無くて困ってると言ったら
先輩の一人が快くティッシュを差し出してくれた。
とりあえずティッシュで止血したが、子供は一向に泣きやまない。
「この子の家が分かれば…」
そう思い、ランドセルの蓋を開けてみた。たしかランドセルには住所が書いてあるはずだ。
だがそこには何も書いていなかった。頼みの綱が切れた私は、もうどうしようもない気持ちでいっぱいだった。
一人の先輩が案を出してくれた。それは自分の家から母を呼んで、車を連れてくる、それまで待っていてくれ。というものだった。
先輩の家はここから数100メートルしか離れて無いらしいのですぐに走って行った。
その間にも、子供は泣いていていた。
それもそうだ。遊んでいたら石を当てられ、さらに其のまま逃げられたのだから。
しばらくしたら、近くのアパートから人が出てきた。
小さい赤子を連れて今から散歩にいく様子だったが
この状況を見て濡れタオルを持ってきてくれた。
そのタオルで子供の目元を抑えて子供を宥めて、しばらくしたら先輩の母親が来た。
「大丈夫ですか!?」
急いだ様子で運転席から出てきた先輩の親はすぐに子供に駆け寄り車内へと誘導した。
本当に最後まで痛々しかった子供はきっと今は病院にいるんだろうか。
*
つまり私が言いたいのはティッシュとタオルはこれから持って行こうって事です。
にしても長ぇな
部活や住んでお友達と家で勉強的な、勉強と言いつつ遊ぶ的な、ことをしようと道を歩いていたら
何やら助けを求める声が聞こえるではありませんか
「たーすけてくれー」
ああ、どうせそこら辺の子供が遊び気分で叫んでんだろうな。全く迷惑なことだ。
などとお友達と話しながらそこを過ぎ去ろうとして、ふと横を見た時、
目元に真赤な血と涙をぽたぽたと流し、大泣きをしている子供が一人、
階段の下で座り込んでいる。
「っ!…どうしたの!?」
慌てて持っていた荷物を降ろして、階段を下りた。
「どうしたの!?階段から落ちたの!?」
子供に駆け寄り、何故こうなったのか聞いてみたら、石を目元に当てられたようだ。
だが、そこにはランドセルが二つある。なぜ2つあるのか聞いてみるとどうも上級生と遊んでいたら
目元を石で当てられ、上級生はランドセルを捨てて家へ帰って行っってしまったらしい。
小さい子供と遊んでその子が怪我した途端帰るとは何とも腹が立つ奴だ。
だが今はそんなこと言ってられない、この子供をどうにかしなければ
生憎私も友達もティッシュを持っていない。それでも血は止まらずに流れ続けている
その子も泣きっぱなしで、涙が傷口に染みて何とも痛々しい。
私はその子を宥める今年か出来ない事に無力感を感じた
「どうしたんですか…!」
ふと上を見ると二人の先輩がいる。
此方を目から鱗が出たように硬直している、私は今迄の大体の流れを説明し、とりあえず止血をしなければならないが、ティッシュが無くて困ってると言ったら
先輩の一人が快くティッシュを差し出してくれた。
とりあえずティッシュで止血したが、子供は一向に泣きやまない。
「この子の家が分かれば…」
そう思い、ランドセルの蓋を開けてみた。たしかランドセルには住所が書いてあるはずだ。
だがそこには何も書いていなかった。頼みの綱が切れた私は、もうどうしようもない気持ちでいっぱいだった。
一人の先輩が案を出してくれた。それは自分の家から母を呼んで、車を連れてくる、それまで待っていてくれ。というものだった。
先輩の家はここから数100メートルしか離れて無いらしいのですぐに走って行った。
その間にも、子供は泣いていていた。
それもそうだ。遊んでいたら石を当てられ、さらに其のまま逃げられたのだから。
しばらくしたら、近くのアパートから人が出てきた。
小さい赤子を連れて今から散歩にいく様子だったが
この状況を見て濡れタオルを持ってきてくれた。
そのタオルで子供の目元を抑えて子供を宥めて、しばらくしたら先輩の母親が来た。
「大丈夫ですか!?」
急いだ様子で運転席から出てきた先輩の親はすぐに子供に駆け寄り車内へと誘導した。
本当に最後まで痛々しかった子供はきっと今は病院にいるんだろうか。
*
つまり私が言いたいのはティッシュとタオルはこれから持って行こうって事です。
にしても長ぇな
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